システム開発時の要件定義について
なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術
- 作者: 細川義洋
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これを読んだ。
要件定義について勉強している。
なんとなく要件定義は知っていたけど、改めて勉強してみると奥が深いということが分かった。
要件定義は主に「業務要件」、システム要件と総称される「機能要件」と「非機能要件」から構成される。
で、それぞれがどんなものかを説明するとこんな感じ。
業務要件:システム化の対象となる流れを明確化させること。これはシステム化する範囲を決めるときに使う。そして、ポイントはコンピュータ抜きで業務の要件を考えること。なんでかっていうと、システムありきで考えてしまうと、おかしな導線のシステムを組む可能性があるから
機能要件:そのシステムで何ができるのか、を明確にすること。システムにどんな情報が入力されたら、どのような演算や判断をして、どんな情報をどこに何を出力するかを決めること
非機能要件:機能以外の反応速度やデータ容量等の性能要件、操作性などのシステムが備えておかなければならない性能や特性をいう。みんな意外とこの辺の検討が抜けていて、後のトラブルになるらしい
システム開発ってやることが多くて大変だね。